[2023]全人口(0～14歳,世界各国)のデータ一覧とグラフ(年間)

全人口（0～14歳、世界各国）とは、世界中の各国における0歳から14歳までの子供たちの総人口を指します。これは国ごとに異なる年齢層の子供たちの合計人数を示す統計指標であり、子供たちの数が多いほど将来の労働力や社会の発展に大きな影響を与えることがあります。また、全人口（0～14歳）の割合が高い国は、教育や医療などの子供たちへのサポートが重要であり、将来の人口動態にも影響を及ぼす要因となります。

データ総合

グラフ

プレビューでG7を選択すると各国のデータが1960年から2021年まで全データを散布図で表示できます。G7の中で現在、全人口が最大となっているのはアメリカの6060万人です。最も古い1960年では5570万人となっていました。逆に、最小となっているのはカナダの602万人です。最も古い1960年では605万人となっていました。一方、G7で全体の平均を計算すると、1960年では2030万人でしたが、2021年では1780万人となっています。（数値はすべて有効数字3桁）

同様に、G20を選択すると各国のデータが1960年から2021年まで全データを散布図で表しています。G20で現在2021年の全人口は最大となるのはインドの3.62億人です。インドは1960年のデータは-0.839でした。最小となるのはオーストラリアの472万人です。オーストラリアは1960年のデータは-0.781でした。同様に、G20全体で1960年の平均は3970万人であり、現在は5130万人となっています。

次に、世界各国を選択すると各国のデータを各年ごとに棒グラフで表示できます。見やすくするため、それぞれの年で値が高い順に7ヵ国の国だけを表示しており、グラフ化している期間も限定しています。記録がある国だけで平均値などを計算すると、例えば2021年はデータの数は177となります。そうして、各国の全人口を平均すると1960年は635万人です。現在は一国当りの平均が1130万人となっています。同様に中央値を計算すると1960年は135万人、現在は263万人になっています。

最後に、地域を選択するとそれぞれ各年のデータを棒グラフで表しています。上と同様、見やすくするため表示数を制限しています。地域で現在全人口が最大であるのは南アジアの5.24億人です。1960年では2.33億人となっていました。現在、次に大きいデータはサハラ以南のアフリカの4.97億人となっています。そこでの古いデータとして1960年では9800万人でした。

これまでの傾向

全人口（0～14歳）の傾向は国によって異なりますが、一般的なトレンドは次の通りです。過去数十年で、発展途上国では子供の割合が高いままで、教育や保健などへの投資が不足しており、人口増加と貧困層の増加が課題です。高所得国では出生率が低下し、高齢化社会が進行、社会保障の負担が増大しています。問題点として、発展途上国では若年層の教育と雇用機会の提供が急務であり、高所得国では高齢者のケアと経済的な持続可能性への挑戦があります。また、全体的な人口構造の変化が社会政策と経済に与える影響も注目されています。

これからの予想

今後の展望では、発展途上国では0～14歳の人口が増加する傾向が続き、教育と保健への需要が高まります。これは、経済成長の機会を提供し、一方で人口増加に伴う挑戦も発生します。高所得国では出生率が低下し、若年層の割合が減少します。高齢者の割合が増えるため、高齢者のケアと社会保障の負担が増大します。これらの変化に対処するために、教育制度の強化、若年層の雇用機会拡充、高齢者向けのケア体制強化が必要です。また、人口構造の変化が労働市場、医療、社会政策に大きな影響を与え、適切な政策調整が不可欠です。

データ参照元

世界銀行から面積のデータをCSV, XML, EXCEL形式から選択してダウンロードすることがでます[1]。本記事はこのデータを使ってグラフを描画しています。ライセンスはCC BY 4.0で明記されています。世界銀行のデータは下記のように国連のデータなどを引用しています。

( 1 ) United Nations Population Division. World Population Prospects. ( 2 ) Census reports and other statistical publications from national statistical offices, ( 3 ) Eurostat: Demographic Statistics, ( 4 ) United Nations Statistical Division. Population and Vital Statistics Reprot ( various years ), ( 5 ) U.S. Census Bureau: International Database, and ( 6 ) Secretariat of the Pacific Community: Statistics and Demography Programme.[1]

人口の増加は、移民の結果であろうと、死亡よりも出生が多かったとしても、天然資源や社会インフラに影響を与える可能性があります。これは国の持続可能性に圧力をかける可能性があります。人口の大幅な増加は、農業生産のための土地の利用可能性に悪影響を及ぼし、食料、エネルギー、水、社会サービス、インフラストラクチャーの需要を悪化させます。一方で、出生数が死亡数よりも少なくなり、人々が国外に移動する結果である人口規模の減少は、サービスとインフラを維持するという政府の取り組みに影響を与える可能性があります。

統計局

各国の統計局には面積の公式値が公表されている場合がほとんどです。例として、G7の統計局の労働人口に関するデータのアクセス先を下記に列挙します。

• 日本(総務省統計局)
• アメリカ(アメリカセンサス局)
• カナダ(カナダ統計局)
• イギリス(英国国家統計局)
• フランス(国立統計経済研究所)
• ドイツ(連邦統計局)
• イタリア(国家統計局)

引用

[1] The World Bank – Population ages 0-14, total

ライセンス

CC BY 4.0

まとめ(最新データ)

全人口(2021)

世界:20.2億人, 低・中所得国(L&MICs):18.1億人, 中所得国(MICs):15.2億人, 低中所得国(LMICs):9.45億人, 高中所得国(UMICs):5.7億人, 南アジア:5.24億人, サハラ以南のアフリカ:4.97億人, 東アジアと太平洋地域:4.59億人, 開発途上国(LDC):4.29億人, 紛争地域:3.99億人, インド:3.62億人, アフリカ南東部:2.91億人, 低所得国(LICs):2.89億人, 中国:2.5億人, OECD加盟国:2.4億人, アフリカ中西部:2.07億人, 高所得国(HICs):2.02億人, ヨーロッパと中央アジア:1.66億人, ラテンアメリカとカリブ海:1.55億人, アラブ世界:1.52億人, 中東および北アフリカ:1.47億人, ナイジェリア:9240万人, パキスタン:8550万人, インドネシア:6980万人, EU:6700万人, 北米:6660万人, アメリカ:6060万人, ユーロ圏:5070万人, エチオピア:4810万人, バングラデシュ:4480万人, コンゴ民主共和国:4470万人, ブラジル:4410万人, エジプト:3620万人, フィリピン:3490万人, メキシコ:3170万人, タンザニア:2780万人, ロシア:2550万人, ベトナム:2200万人, イラン:2100万人, ウガンダ:2080万人, ケニア:2040万人, トルコ:2000万人, スーダン:1880万人, アフガニスタン:1750万人, 南アフリカ:1710万人, イラク:1660万人, 中央ヨーロッパおよびバルト諸国:1560万人, アンゴラ:1560万人, 日本:1480万人, モザンビーク:1410万人, アルジェリア:1360万人, ミャンマー:1340万人, イエメン:1320万人, ニジェール:1240万人, Small states:1240万人, ガーナ:1230万人, イギリス:1190万人, フランス:1180万人, ドイツ:1160万人, カメルーン:1160万人, コートジボワール:1150万人, マダガスカル:1140万人, タイ:1140万人, コロンビア:1120万人, アルゼンチン:1070万人, ウズベキスタン:1050万人, マリ:1040万人, モロッコ:996万人, Other small states:982万人, ブルキナファソ:975万人, サウジアラビア:942万人, ペルー:888万人, ネパール:883万人, マラウイ:859万人, ザンビア:843万人, チャド:819万人, ソマリア:807万人, ベネズエラ:795万人, マレーシア:771万人, イタリア:748万人, セネガル:705万人, シリア:705万人, スペイン:669万人, ウクライナ:667万人, ジンバブエ:655万人, 韓国:616万人, カナダ:602万人, ブルンジ:582万人, ポーランド:581万人, ギニア:567万人, グアテマラ:564万人, カザフスタン:562万人, ベナン:554万人, ルワンダ:524万人, スリランカ:515万人, 北朝鮮:493万人, カンボジア:487万人, 南スーダン:481万人, オーストラリア:472万人, エクアドル:465万人, ボリビア:376万人, ハイチ:371万人, ヨルダン:364万人, チリ:360万人, タジキスタン:356万人, トーゴ:348万人, パプアニューギニア:345万人, シエラレオネ:332万人, ホンジュラス:315万人, ルーマニア:307万人, チュニジア:306万人, ドミニカ共和国:305万人, オランダ:272万人, イスラエル:264万人, 中央アフリカ共和国:263万人, アゼルバイジャン:243万人, コンゴ:242万人, キルギス:231万人, ラオス:231万人, リベリア:213万人, ニカラグア:207万人, トルクメニスタン:198万人, パラグアイ:195万人, リビア:195万人, モーリタニア:194万人, ベルギー:194万人, ヨルダン西岸地区とガザ地区:193万人, スウェーデン:185万人, キューバ:178万人, チェコ:169万人, カリブ海の小国:164万人, エルサルバドル:163万人, ベラルーシ:157万人, レバノン:155万人, ギリシャ:150万人, エリトリア:145万人, アラブ首長国連邦:142万人, ハンガリー:142万人, ポルトガル:138万人, スイス:132万人, オーストリア:129万人, オマーン:122万人, パナマ:115万人, ガンビア:115万人, モンゴル:109万人, コスタリカ:106万人, アイルランド:101万人, セルビア:97.6万人, ニュージーランド:96.6万人, ブルガリア:96.3万人, デンマーク:94.7万人, ノルウェー:91.8万人, ナミビア:91.7万人, 香港:90.3万人, 太平洋諸島の小国:89.9万人, クウェート:89.8万人, スロバキア:86.6万人, フィンランド:85.5万人, ガボン:85.3万人, ボツワナ:85.2万人, ギニアビサウ:83.6万人, ジョージア:78.3万人, レソト:77.8万人, ウルグアイ:66.6万人, シンガポール:65.5万人, 赤道ギニア:63.4万人, ジャマイカ:57.5万人, アルメニア:57万人, クロアチア:54.9万人, モルドバ:51.8万人, ボスニア・ヘルツェゴビナ:48.9万人, 東ティモール:46.7万人, アルバニア:45.8万人, プエルトリコ:44.6万人, リトアニア:42.6万人, カタール:42.4万人, エスワティニ:41.8万人, コソボ:39.3万人, ジブチ:34.1万人, 北マケドニア:33.2万人, スロベニア:32.1万人, コモロ:31.5万人, バーレーン:29.9万人, ラトビア:29.5万人, トリニダード・トバゴ:29.5万人, ソロモン諸島:27.9万人, フィジー:26.8万人, ガイアナ:23.2万人, エストニア:22万人, モーリシャス:21.1万人, キプロス:19.9万人, ブータン:17.8万人, スリナム:16.3万人, カーボベルデ:15.7万人, バヌアツ:12.7万人, モルディブ:11.4万人, ベリーズ:11.3万人, モンテネグロ:11.3万人, ルクセンブルグ:10.2万人, マカオ:10.1万人, ブルネイ:9.96万人, サントメ・プリンシペ:8.94万人, サモア:8.26万人, バハマ:8.01万人, アイスランド:6.94万人, マルタ:6.82万人, フランス領ポリネシア:6.61万人, ニューカレドニア:6.18万人, バルバドス:4.83万人, キリバス:4.67万人, グアム:4.49万人, トンガ:3.68万人, ミクロネシア:3.48万人, セントルシア:3.29万人, グレナダ:3万人, キュラソー:2.66万人, チャンネル諸島:2.64万人, セントビンセント・グレナディーン:2.31万人, セーシェル:2.3万人, アルバ:1.79万人, アンティグアバーブーダ:1.76万人, ドミニカ国:1.44万人, マーシャル諸島:1.4万人, マン島:1.26万人, アメリカ領サモア:1.24万人, グリーンランド:1.19万人, ケイマン諸島:1.15万人, フェロー諸島:1.1万人, 北マリアナ諸島:1.08万人, アンドラ:1.04万人, バミューダ:9500人, セントクリストファー・ネイビス:9420人, タークス・カイコス諸島:7560人, リヒテンシュタイン:5680人, ジブラルタル:5590人, ナウル:4860人, 英領バージン諸島:4740人, モナコ:4700人, サンマリノ:4430人, パラオ:3780人, ツバル:3550人

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