[2023]全人口(15~64歳,世界各国)のデータ一覧とグラフ(年間)

全人口(15~64歳、世界各国)とは、世界中の各国における15歳から64歳までの労働力として活躍している人々の総人口を指します。この年齢層は一般的に労働力として活躍する人たちが含まれるため、経済や社会の発展に重要な役割を果たしています。全人口(15~64歳)の数や割合は、国の経済力や社会の安定性に影響を与える要因となります。高齢化が進む中、この年齢層の人々の働き盛りをサポートし、社会の持続可能性を確保することが重要です。

データ総合

グラフ

プレビューでG7を選択すると各国のデータが1960年から2021年まで全データを散布図で表示できます。G7の中で現在、全人口が最大となっているのはアメリカの2.17億人です。最も古い1960年では1.09億人となっていました。逆に、最小となっているのはカナダの2520万人です。最も古い1960年では1050万人となっていました。一方、G7で全体の平均を計算すると、1960年では4630万人でしたが、2021年では7000万人となっています。(数値はすべて有効数字3桁)

プレビューでG7を選択すると各国のデータが1960年から2021年まで全データを散布図で表示できます。

同様に、G20を選択すると各国のデータが1960年から2021年まで全データを散布図で表しています。G20で現在2021年の全人口は最大となるのは中国の9.78億人です。中国は1960年のデータは-0.191でした。最小となるのはオーストラリアの1680万人です。オーストラリアは1960年のデータは-0.128でした。同様に、G20全体で1960年の平均は6270万人であり、現在は1.66億人となっています。

同様に、G20を選択すると各国のデータが1960年から2021年まで全データを散布図で表しています。

次に、世界各国を選択すると各国のデータを各年ごとに棒グラフで表示できます。見やすくするため、それぞれの年で値が高い順に7ヵ国の国だけを表示しており、グラフ化している期間も限定しています。記録がある国だけで平均値などを計算すると、例えば2021年はデータの数は177となります。そうして、各国の全人口を平均すると1960年は980万人です。現在は一国当りの平均が2870万人となっています。同様に中央値を計算すると1960年は197万人、現在は648万人になっています。

次に、世界各国を選択すると各国のデータを各年ごとに棒グラフで表示できます。

最後に、地域を選択するとそれぞれ各年のデータを棒グラフで表しています。上と同様、見やすくするため表示数を制限しています。地域で現在全人口が最大であるのは東アジアと太平洋地域の16.2億人です。1960年では5.89億人となっていました。現在、次に大きいデータは南アジアの12.6億人となっています。そこでの古いデータとして1960年では3.2億人でした。

最後に、地域を選択するとそれぞれ各年のデータを棒グラフで表しています。

これまでの傾向

全人口(15~64歳)の傾向では、発展途上国では若年層が多く、労働力が増加して経済成長に寄与しています。一方、高所得国では高齢者比率が増加し、高齢労働者が増えている。問題点として、若年層のスキルマッチング問題、雇用不安、格差があり、高齢者の労働市場での参加や年金・健康ケアのコストが増大しています。全体として、適切な雇用政策、教育・訓練プログラム、高齢者の再雇用支援が必要です。また、若年層と高齢者の間の協力を促進し、労働力の多様性を活かすことが、経済と社会の持続可能性に資するでしょう。

これからの予想

全人口(15~64歳)の展望では、発展途上国では若年層が増加し、労働力供給が増え、経済成長の機会が続く一方で、適切な雇用と教育へのアクセスが必要です。高所得国では高齢者比率が増え、高齢者の労働市場参加や社会的支援が重要です。世界的にはデジタル技術の発展やグローバルな労働市場の変化が影響し、新たな雇用機会が生まれつつあります。政府や企業は、スキル開発や労働市場の柔軟性を促進し、労働力の適応性を向上させる施策を必要とします。また、高齢者の能力を活用するための政策も重要です。人口構造の変化に対応し、持続可能な経済と社会を築くために、適切な政策調整が求められます。

データ参照元

世界銀行から面積のデータをCSV, XML, EXCEL形式から選択してダウンロードすることがでます[1]。本記事はこのデータを使ってグラフを描画しています。ライセンスはCC BY 4.0で明記されています。世界銀行のデータは下記のように国連のデータなどを引用しています。

( 1 ) United Nations Population Division. World Population Prospects. ( 2 ) Census reports and other statistical publications from national statistical offices, ( 3 ) Eurostat: Demographic Statistics, ( 4 ) United Nations Statistical Division. Population and Vital Statistics Reprot ( various years ), ( 5 ) U.S. Census Bureau: International Database, and ( 6 ) Secretariat of the Pacific Community: Statistics and Demography Programme.[1]

人口の増加は、移民の結果であろうと、死亡よりも出生が多かったとしても、天然資源や社会インフラに影響を与える可能性があります。これは国の持続可能性に圧力をかける可能性があります。人口の大幅な増加は、農業生産のための土地の利用可能性に悪影響を及ぼし、食料、エネルギー、水、社会サービス、インフラストラクチャーの需要を悪化させます。一方で、出生数が死亡数よりも少なくなり、人々が国外に移動する結果である人口規模の減少は、サービスとインフラを維持するという政府の取り組みに影響を与える可能性があります。

統計局

各国の統計局には面積の公式値が公表されている場合がほとんどです。例として、G7の統計局の労働人口に関するデータのアクセス先を下記に列挙します。

引用

[1] The World Bank – Population ages 15-64, total

ライセンス

CC BY 4.0

まとめ(最新データ)

全人口(2021)

世界:51.2億人, 低・中所得国(L&MICs):43億人, 中所得国(MICs):39.3億人, 低中所得国(LMICs):20.3億人, 高中所得国(UMICs):19億人, 東アジアと太平洋地域:16.2億人, 南アジア:12.6億人, 中国:9.78億人, インド:9.51億人, OECD加盟国:8.91億人, 高所得国(HICs):8.06億人, サハラ以南のアフリカ:6.49億人, 開発途上国(LDC):6.32億人, ヨーロッパと中央アジア:6.01億人, 紛争地域:5.63億人, ラテンアメリカとカリブ海:4.42億人, アフリカ南東部:3.9億人, 低所得国(LICs):3.76億人, 中東および北アフリカ:3.15億人, EU:2.87億人, アラブ世界:2.85億人, アフリカ中西部:2.59億人, 北米:2.42億人, ユーロ圏:2.19億人, アメリカ:2.17億人, インドネシア:1.86億人, ブラジル:1.5億人, パキスタン:1.37億人, バングラデシュ:1.15億人, ナイジェリア:1.15億人, ロシア:9570万人, メキシコ:8480万人, 日本:7350万人, フィリピン:7300万人, エチオピア:6850万人, エジプト:6800万人, ベトナム:6700万人, 中央ヨーロッパおよびバルト諸国:6600万人, イラン:6060万人, トルコ:5780万人, ドイツ:5330万人, タイ:4990万人, コンゴ民主共和国:4850万人, イギリス:4260万人, フランス:4160万人, 南アフリカ:3890万人, イタリア:3770万人, 韓国:3700万人, ミャンマー:3690万人, コロンビア:3590万人, タンザニア:3390万人, スペイン:3130万人, ケニア:3120万人, アルゼンチン:2970万人, ウクライナ:2960万人, アルジェリア:2790万人, Small states:2790万人, サウジアラビア:2570万人, イラク:2550万人, スーダン:2540万人, カナダ:2520万人, ポーランド:2490万人, モロッコ:2440万人, ウガンダ:2440万人, マレーシア:2350万人, ウズベキスタン:2270万人, ペルー:2210万人, アフガニスタン:2180万人, Other small states:2110万人, ガーナ:1950万人, ネパール:1940万人, イエメン:1900万人, 北朝鮮:1820万人, アンゴラ:1810万人, ベネズエラ:1800万人, モザンビーク:1730万人, オーストラリア:1680万人, マダガスカル:1660万人, コートジボワール:1540万人, カメルーン:1500万人, スリランカ:1460万人, チリ:1350万人, シリア:1330万人, ルーマニア:1250万人, ニジェール:1230万人, カザフスタン:1190万人, ブルキナファソ:1180万人, エクアドル:1180万人, オランダ:1140万人, マリ:1100万人, カンボジア:1090万人, マラウイ:1080万人, ザンビア:1080万人, グアテマラ:1070万人, セネガル:930万人, ジンバブエ:892万人, チャド:865万人, ソマリア:856万人, チュニジア:813万人, ルワンダ:781万人, アラブ首長国連邦:779万人, ボリビア:773万人, キューバ:772万人, ギニア:742万人, ベルギー:741万人, ドミニカ共和国:728万人, ハイチ:723万人, ヨルダン:710万人, ベナン:707万人, アゼルバイジャン:704万人, ギリシャ:675万人, ホンジュラス:671万人, チェコ:668万人, ポルトガル:662万人, スウェーデン:648万人, ブルンジ:644万人, ハンガリー:632万人, パプアニューギニア:620万人, ベラルーシ:618万人, オーストリア:593万人, タジキスタン:588万人, スイス:575万人, 南スーダン:564万人, イスラエル:561万人, カリブ海の小国:523万人, 香港:506万人, トーゴ:490万人, シエラレオネ:484万人, ラオス:480万人, リビア:447万人, セルビア:445万人, ニカラグア:444万人, ブルガリア:438万人, パラグアイ:435万人, エルサルバドル:418万人, キルギス:410万人, トルクメニスタン:406万人, シンガポール:403万人, デンマーク:373万人, スロバキア:365万人, コスタリカ:356万人, ノルウェー:352万人, レバノン:351万人, フィンランド:342万人, ニュージーランド:334万人, アイルランド:329万人, コンゴ:327万人, オマーン:319万人, クウェート:317万人, リベリア:289万人, パナマ:283万人, ヨルダン西岸地区とガザ地区:283万人, 中央アフリカ共和国:270万人, モーリタニア:253万人, クロアチア:248万人, ジョージア:239万人, ウルグアイ:224万人, カタール:223万人, ボスニア・ヘルツェゴビナ:219万人, モンゴル:212万人, プエルトリコ:209万人, ジャマイカ:205万人, エリトリア:204万人, アルバニア:190万人, アルメニア:187万人, リトアニア:180万人, モルドバ:175万人, ボツワナ:165万人, 太平洋諸島の小国:159万人, ナミビア:152万人, 北マケドニア:143万人, ガンビア:143万人, レソト:141万人, ガボン:140万人, スロベニア:136万人, コソボ:122万人, ラトビア:119万人, ギニアビサウ:117万人, バーレーン:112万人, トリニダード・トバゴ:107万人, 赤道ギニア:95万人, モーリシャス:90万人, キプロス:86.6万人, エストニア:84.1万人, 東ティモール:78.5万人, エスワティニ:72.8万人, ジブチ:71.6万人, フィジー:60.5万人, ブータン:55.3万人, ガイアナ:52.4万人, マカオ:50.2万人, コモロ:47.2万人, ルクセンブルグ:44.4万人, スリナム:40.7万人, モンテネグロ:40.6万人, ソロモン諸島:40.5万人, カーボベルデ:40万人, モルディブ:38.5万人, マルタ:35.3万人, ブルネイ:32万人, バハマ:29.3万人, ベリーズ:26.8万人, アイスランド:24.8万人, フランス領ポリネシア:20.9万人, バルバドス:18.9万人, ニューカレドニア:18.4万人, バヌアツ:18.1万人, セントルシア:13.1万人, サントメ・プリンシペ:12.6万人, サモア:12.6万人, チャンネル諸島:11.9万人, グアム:10.7万人, キュラソー:10.4万人, グレナダ:8.24万人, キリバス:7.75万人, アルバ:7.21万人, ミクロネシア:7.18万人, セントビンセント・グレナディーン:7.01万人, セーシェル:6.85万人, アンティグアバーブーダ:6.62万人, トンガ:6.28万人, アンドラ:5.73万人, マン島:5.32万人, ケイマン諸島:5.14万人, ドミニカ国:5.13万人, バミューダ:4.18万人, グリーンランド:3.95万人, 北マリアナ諸島:3.4万人, セントクリストファー・ネイビス:3.36万人, タークス・カイコス諸島:3.3万人, フェロー諸島:3.25万人, アメリカ領サモア:2.96万人, マーシャル諸島:2.64万人, リヒテンシュタイン:2.6万人, 英領バージン諸島:2.35万人, サンマリノ:2.26万人, ジブラルタル:2.05万人, モナコ:1.88万人, パラオ:1.26万人, ナウル:7370人, ツバル:6970人

内部リンク

年齢別人口
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